優れた療法士に共通なもの

最近色々な人に出会うなかで、この人凄いなーと思う人にはある共通点を感じています。

それは『関係性』をどうつくるのか?と言うことですね。

評価技術、治療技術、観察力みたいなものってよく磨かなきゃいけないよーって先輩から口酸っぱく言われたりしますが、スキル一辺倒の人の生産性あんまり良くないですよね。

なぜなら、私自身がそうだったから。

逆に、この人の会話から専門性わかってねーなって思う人のクライアントが凄く良くなったりする。

私自身めちゃめちゃ悩みましたね『何故だ!』って。

確かに、知識や技術がある人はその場の会話や、カンファレンスでは凄いなって思うのですが、結局言ってることが実現できなくて終わるんですよね。

それは『関係性』が築けていないから。

そりゃそうですよね。関係性無く好き勝手言われても、言うこと聞いてくれませんし、ましてや自発的に良くなろうとか思わないですからね。

逆に、『関係性』を作るのが上手くいくと、勝手にクライアントが良くなろうとして頑張ってくれたりする。

凄いセラピストほど、関係性づくりは上手いなぁって思いますね。

あなたもどうですか?
『この人、ダメ出しばっかするし、厳しいし、話聞いてくれないし、否定ばっかされるし、正論ばっか言うし・・・』っていう人と

『この人はしっかりと話聞いてくれて受け止めてくれて、一緒に頑張ってくれて、励ましてくれて、でもちゃんと言うこといってくれる人・・・』っていう人

どっちの人と一緒に頑張りたいでしょうか?


アドラー心理学でも『WARM & FIRM』という関わりかたが大切って言われています。
『温かい』そして『毅然とした』態度ですね。

相手を尊敬することから始まる温かさと、ヨコの関係と自立を促すために毅然とする。

スキルももちろん大事ですが、優れた療法士には関係性づくりも大切ですね。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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