アドラーが贈る勇気づけメッセージ 011
【あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ】
どんなに優秀な人間にだって劣等感は存在する。何故なら人間は不完全な生き物だからだ。すべてにおいて誰よりも秀でている人間なんて存在しないだろう。
でも、あなたが抱いている劣等感は、いったい誰と比べて劣っていると感じていますか?
誰よりも秀でている人間なんていない。僕だってジョニー・デップやウィリアム王子よりも用紙・資産・知名度とあらゆることで劣っているかもしれないが、日本語を上手く話す自信はある。
完璧な人間なんか存在しないのに、あなたはいったい誰と比べて劣っている?反対に比べた相手よりも秀でたところはないのか?
そして、もしあなたが比べた相手よりも秀でることができたとしても、さらにその上は存在している。目標はいつまでたっても未達成なのである。だから誰でもが劣等感は抱き続けるものである。
劣等感とは大きく劣っている人特有のものではないのです。そしてそれはいつまでたっても満たされることはありません。
(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)
0コメント