アドラーが贈る勇気づけメッセージ 010
【遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない。どんな過去であれ、未来は『今ここにいるあなた』がつくるのだ。】
人は問題が起こると過去のせいににしてしまいがちです。しかし、本当にそうでしょうか?
よく親の愛情を受けられない人は暗い子に育つといわれますが、100%そうなるとは限らない。つまり、それだけでは因果関係を結ぶことはできません。
親の愛を受けられないがために、必死に明るくなって、活動的になることもできるはずです。
家が貧乏だから、学校に行けなかった。
別に奨学金でもバイトでも行く手段はいくらでもあったはずです。
統計学的にみると、そのような傾向があるように感じてしまいがちですが、絶対ではないことは念頭に置いておかねばならない。可能性0ということはありえない。そうしなければただの言い訳なのです。
過去の体験を糧にし、成長するのか。被害者のふりして言い訳して過ごすのかを決めるのは自分なんです。
(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)
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