いよいよ夏も本格化してきましたね。気温は上がってきましたし、夕立も激しい。夏独特の天気になってきました。活動的な人は外で遊ぶんでしょうが、私は変わらず喫茶店で読書です。
今日は僕が興味を持ち始めている、7つの習慣から臨床実習を考えてみましょう。
【第1の習慣 主体的である】
「私たちは、自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際には、その出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついているのだ。」
実習では、多くの場合指導者が優位に立って進めてしまいます。それに対して学生はついつい受け身がちになってはいないでしょうか?
実習においての主人公は指導者ではありません。学生であるあなたです。指導者はいってみれば、なんかいいアドバイスをくれる村人とか、試練とか重要アイテムをくれるサブキャラクターです。
当然物語を進めてくればいろいろと選択肢を迫られます。流れ的にこっちを選んだほうがいいかなぁと思われるような選択肢はいっぱいあります。「移乗訓練苦手なんだから練習しなよ」とか「頸部骨折について調べておきなよ」とか。
でもそれを選ぶのは学生のあなたでなければならない。納得できないなら「でも私はこうしたいんです」と言わなければならない。あなたのあなたによるあなたのための実習なんだから。
それをせずに、受け身でいて「あの指導者厳しすぎる」「こんな課題は無理」と言っていませんか?
でもそれは指導者の問題ではない、そういう指導を甘んじて受けようと選択したあなたに責任があるのです。そしてその選択に自分自身で傷ついているのです。
受け身で流されていれば選択する責任を負わなくてもよいが、その代わりに選択しないことによるリスクを受ける覚悟を決めなければならない。
自分が主体的になって選択したことに納得はできるでしょうが、受け身になって選択させられたことにも納得できますか?
環境や出来事はあなたが自分で選択しているのです。それを忘れて他のせいにしてはいけないのです。
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