アドラーが贈る勇気づけメッセージ 023
【不安だから「外出できない」のではない。外出したくないから、不安を作り出しているのだ。「外出しない」という目的が先にあるのだ】
不登校の子どもによく聞かれるのは、学校に行こうとすると吐き気やめまいが強くなる。
アドラーはこれを否定しています。
吐き気やめまいがあるから学校にいけないのではない。学校に行きたくないから、吐き気やめまいを作り出しているのです。
以前人は目的達成のためなら病気をも作り出すといいましたね。
一般的にこうなるとめまいや吐き気止めを処方しますが、今度は違う病気が出てくる。そしてその症状に向けた内服の処方と鼬ごっこになりがちなんです。
そもそも学校に行きたくないのです。理由は人それぞれでしょうが、とにかく行きたくないのです。この学校に行かないという「目的」を変えない限りは、学校には行けません。
(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)
0コメント