アドラーが贈る勇気づけメッセージ 024
【子供は「感情」でしか大人を支配できない。大人になってからも感情を使って人を動かそうとするのは幼稚である。】
生まれたばかりの赤ん坊は、泣くことでしか自己主張はできない。しかし、泣けさえすればかまってもらえることは「学習」する。
性格形成は1歳から始まるが、このころはまだ言葉を話すことができない。つまり感情を使うことで大人を操作することを成功パターンとして学習しながら性格が形成される。そして大人になってもその性格を使い続ける。
相手を操作するのは感情だけではないのにもかかわらず、感情的な人間は子供の頃の成功パターンを使い続けているのです。まだ、内面的に幼稚といえるでしょう。
(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)
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