感情は目的があって使われる

アドラーが贈る勇気づけメッセージ 021
【カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない。相手を「支配」するために「怒り」という感情を作り出して利用したのだ。】


「思わずかっとなって・・・」ニュースでもよく聞く言葉ですが。アドラー心理学ではこれを否定します。何故ならあらゆる行動には「目的」が存在するからです。


この場合、怒りという感情を使って相手にいら立ちを伝えたり、支配しようという「目的」のために「使用」されたと考えます。


感情は主に2つの目的で使用されます。

1つは「相手を操作し、支配するため」。表情・態度を使って威嚇することで、相手を支配下に置き操作するためである。

2つは「自分自身を突き動かすため」。人は感情を使って自分自身の行動をコントロールしている。感情で前に進むのか、立ち止まるのか、戻るのかを決めているのです。


感情とは自分と相手を動かすために使われるのです。


(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)

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