不適切な行動の4つの目標

アドラーが贈る勇気づけメッセージ 017
【人は注目されないと、悪さをしてでも注目を集めようとする。それに、失敗すると無能さを見せつけるようになる。】


『正の注目』と『負の注目』の集め方は以前お話ししました。今度はさらに進んだ先は無能さをしめす。いわゆる赤ちゃん返りをする。これは子供に限ったことではなく、ストライキなんかはこれに当てはまります。


アドラー心理学を体系化した、ルドルフ・ドライカースが提唱する【不適切な行動の4つの目標】では

ゴール1『注目を集める』わざと叱られることをして、注目を集める。

ゴール2『力を示す』怒り出すことや、様々な行為に拒否を示し、力ずくで注目を集めにかかる。

ゴール3『復習』力を力でねじ伏せると、さらなる問題行動を起こし、相手に不快感を与えにかかる。

ゴール4『回避』努力をやめて、自分は無能だ・欠陥があると弱さ見せつける。


と4つの行動目標を掲げている。

しかし、いずれも注目を浴びたいのである。承認されたいのである。そこに根本的な原因がある。


(参考図書:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉.ダイヤモンド社)

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

作業療法×心理学×マネジメントで人生と地域を心たのしくするマネジメントをします。

0コメント

  • 1000 / 1000