皆さんおはようございます。まだまだ梅雨はあけず蒸し暑い日が続いていますね。いまいち体調も戻りきらずな感じですが、ぼちぼちと書いていこうと思います。
【生きざまを見せているか】
『学問とは、人間はいかに生きていくべきかを 学ぶものだ。 』
松下村塾、吉田松陰の言葉です。
学生が学ぶべき学問とは、これからの人生どう生きていくかを習い、考えていくこと。私たちはこれを教えていることができているでしょうか?
臨床実習ではよく、いかに知識が備わっているか、技術が身についているか、コミュニケーション能力はどうか、課題はこなせているか。療法士としての資質を図るような内容のような気がします。
しかし、本来学生が実習で学ぶべきものとは『現場の療法士がいかに志を持って、活き活きと働いているか』『憧れる存在になれるか』であるように思います。
つまり、今後療法士としてどのような存在でありたいか。人生をどのようにしたいかを我々が見せることであると思います。
評価や治療ができるようになる。これも大切ですが療法士人生の生きざまを先人である我々が見せることが大切なんではないでしょうか?
いくら技術・知識に優れた人でも、「仕事面倒くさい」「やめたいわ~」「あいつ鬱陶しい」なんて愚痴のオンパレード。学生に課題は課すのに自分は自己研鑽しないで遊びの話ばっかり。勤務中にもかかわらず私語ばっかり。
こんな人になりたいと思うでしょうか?
『学問とは、人間はいかに生きていくべきかを 学ぶものだ。 』
『臨床実習とは、療法士がいかに生きていくべきかを 学ぶ場だ』
こう置き換えたとき、生きざまを見せられますか?
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