みなさんこんにちは。最近はいろいろとやりたいことが達成できつつ、その分タイムマネジメントが難しいと感じる日々です。それでも、自分の夢達成には徐々に近づいていて成長を感じています。
今日は【教育】について考えたいと思います。僕たち理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は患者さん・利用者さんやその家族、後輩・学生と教育・指導をする場面はたくさんあると思います。
ではみなさん【教育】とは何でしょうか?あなたが小学生っだた頃から追ってみて、どのような教育を受けてきたでしょうか?
【教育とは教え育てる】
文字を分解してみれば熟語の意味はおおよそわかりますよね。ここで必要なことは『教える』と『育てる』は分解されるということ。よく僕たちは『教える』ことはしても『育てる』ということをしていないでしょうか?そうただ『教える』だけでは人は『育たない』のです。
【教育の基本】
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
ー教育基本法第1章第1条(教育の目的)ー
みなさんは教育基本法はご存知でしょうか?義務教育で僕らが求められていたものです。ここに書かれているものでわかるように、教育とは【知識】【技術】を教えることとは書かれていません。あくまで【人格の形成】【国家の形成者】【心身ともに健康な国民】を育てることが基本にあります。
それをみなさん患者さんや利用者さんに出来ているでしょうか?特に後輩や学生指導の際は意識してできているでしょうか?
正直なところいうと僕もゆとり世代なので、義務教育の中で教育基本法に基づいた教育がなされてたとは思いません。実際知識・技術を身に付け、テストでいい点数を取ることのほうが圧倒的に求められていたからです。さらには人格形成なんて行おうものならばクレームがつく始末な教育現場です(一部でしょうが…)。社会に出て初めて人格形成が大切だと気付いたうちの一人なんです。少し前までは知識をたくさん身に付け治療技術をたくさん持ってれば仕事ができると思ってましたよ。
いつの間にか、知識・技術といったノウハウをいかにスムーズにこなせるようにするかが【教育】になっていますが、本来は【人格の形成】【国家の形成者】【心身ともに健康な国民】を育てることなんです。
これの最たるものが臨床実習に表れている気がします。知識・技術・考察が未熟なゆえに人格否定し、夜間遅くまでレポートをさせて平気で体を壊すような指導…。
それは【教育】とは呼べないということに気付いていかないといけませんね。
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