ネガティブなのはそれでいい

みなさんこんにちは。今日は全国的に雨ですね。じめじめと不快指数の高いこの季節いやだなぁと思いながらも、水不足は深刻なので恵みの雨ととらえて喜びの気持ちも持っていきましょう。


今日はネガティブ、消極的思考の大切さをお話ししようかなと思います。散々ポジティブが大切と言ってきましたが、実はネガティブ感情はとっても大切なことなんです。


【ポジティブは危険】

ポジティブは行動を起こすのに非常に有効な感情ですが、実は一つ問題があります。それはリスク管理ができないこと。なんでも前向きに、なんでも上手くいくなんて思ってやっていると当然痛い目を見ます。

ポジティブシンキングが強すぎると極論、赤信号でも平気で道路横切ったり、『空は飛べる~』なんて飛び降りるわけなんですよね。

それを抑制しているのがネガティブな感情なんです。ネガティブな感情がなければ人は生きていけません。


【ネガティブな感情は消えない】

ネガティブな感情とは、どんなに懸命にそれを打ち消そうとしても消えることはありません。感情はその人の知識や経験に基づいてつくられた価値観によって生じるものだからです。

その出来事に対してその感情を感じてしまう自分は紛れもなく自分自身です。消すことはできないのです。


【ネガティブだから、ポジティブがある】

世の中には光と影や幸せと不幸のように状態を表す言葉には対になる言葉が存在します、それはある状態を感じるためにはその反対の状態がなければ感じることができないから。

ポジティブだと感じられるのは、同様にネガティブな自分を知っているから。スーパーポジティブ人間は自分がポジティブなことが分からないのです。


【ネガティブがあるから成長できる】

人は満たされないから、満たされようと頑張れる生き物です。トーマス・エジソンが電球を開発したのは、大好きな本を一日中読みたいのに、夜になるとロウソクの灯火でしか読めないことに苛立ちを感じたからです。

劣等感、悲しい、淋しい、苛立つ、悔しい、怒り、憤り、辛い。ネガティブな感情に悩むからこそ、満たされないからこそ人は悩みを解決するためにがんばれるのです。



人はネガティブありきで生きています。

ネガティブな感情はそのままで受け入れていい、受け入れてからどうしようか考えてみましょう。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

作業療法×心理学×マネジメントで人生と地域を心たのしくするマネジメントをします。

0コメント

  • 1000 / 1000