与えるということ


皆さんこんにちは。今日は豊田市の施設でコーチングの勉強会に行ってきます。


今日は【与える】について書いてみようと思います。皆さんは与えることについてどう思いますか?


【与えることは損なのか?】

僕は研修や勉強会が好きでよく出かけます。今日もそうなんですけど(笑)。

でも僕は昔その知識や技術を教えることが大嫌いでした。なぜなら損した気分になるからです(笑)。当然ですよね、自分が苦労して手に入れたものを与えるって、よっぽど自分がいらないものじゃないと与えられないですよね。それに自分は苦労してるのに、お前は楽して手に入れやがってと嫉妬することもあります。

だから与えることは嫌いだったんです。どちらかといえば人よりもいかに楽して、いかにたくさんのものを得るか、それをいかにバレないようにやるかに固執していました。


でも、そうするとせっかく得たものを使うことができないんです。

楽して得ている ⇒ 経験がないから実力が伴わない、自信が持てない。

たくさん得る ⇒ 情報過多になるだけ、うんちくばっかつく。挙句の果てにできない理由の言い訳に使いだす。

バレないようにやる ⇒ いかにまねされないようにばっかり気にしている。積極的に出せないからチャンス待ち。なのに誰も知らないからチャンスすら回ってこない。


本当に安物買いの銭失いなんです。結局得た知識も技術も使えず経験積めず、そのまま廃れていくんです。お釈迦になった知識・スキルいっぱいあります。


得たものは与えないとそのままゴミと化していきます。与えることよりも与えないことのほうが損なんです。


【与えていれば返ってくる】

返報性の法則ってご存知でしょうか?人に与えたらその人はお返ししたくなるという心理学の法則ですね。人の心理の根本としては与えればちゃんと返ってくるんですね。中にはお構いなしの人もいたり、すぐ目に見えて返ってこないということもありますが。


そもそも自分が得たものをアウトプットする機会がいただけるだけでもありがたいことじゃないでしょうか。さらにそこに相手の予想を上回った時、相手から絶大な信頼は得れると思います。それを繰り返せば、いずれは「あなたがいい」「あなたじゃなきゃだめ」とそのうち与えた物以上のものが返ってくると思います。


相手だってきっと「肝心なところはどうせ言わないよな」「全部は話さんな」ってあなたを評価していると思います。それを隠さず出し切れば相手の予測なんて簡単に超えれます。最初から与えることを意識すればいいんです。


そして不思議なことに、やっぱり人は本質を見抜く力はあるんですよね。隠そうとすればその雰囲気が、伝えようとすればその雰囲気が伝わってしまう。そしてそのまま返報性の法則で返ってくるんです。

与えている人は与える人同士でつながる。情報発信をしている人のほうがいい情報を持っているのはこのおかげなんでしょう。


何か一つでもいいから【与える】ことやってみませんか?

今はSNSもあるんですから、時間も場所も選ばず与えられますよ。

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