先日、チームフロー代表プロコーチである平本あきおさんの著書『勝手にモチベーション』を読ませて頂きました。
そのなかで気になったフレーズ【モチベーションのない人はいない】について書いてみたいと思います。
モチベーションとは感情の一種であり、喜怒哀楽と同じように誰のなかにも存在しているものなのです。
では、感情が出てくる場面を考えてみましょう。
【何かに縁することで感情は出る】
人は何もないところからは、いきなり感情が沸いてはきません。何かに出会うことで初めて感情が沸いてきます。
それは物でも、人でも、出来事でも構いません。そして現実でも非現実でも、つまり頭の中の空想でも構いません。
ムカつく上司に会えば、怒りの
好きな女の子に会えば、喜びの
好きなライブに行けば、楽しみの
お気に入りの物が壊れれば、哀しみの
何かに縁するもしくはイメージをすればその感情を引き出せるのです。
つまり○○したい物、人、出来事を作れば勝手にモチベーションは沸いてくるのです。
その状況を作るには、普段からどんなときにモチベーションが上がってるかな?と少し意識してアンテナの感度を高めておく必要があります。
ちょっとでもひっかかれば、メモをしたり、反復してイメージしてみると良いでしょう。
【知らないものに感情は沸かない】
当たり前と言えば当たり前なんですが、意外とこれが出来ていない。
あたかも知っているつもりになって勝手にやる気がないと思い込んでいることが多いんです。
例えば、俺は運動音痴だからとスポーツ全般を拒否することや、食べログなんかでランキングが低いものは勝手に美味しくないなんて思ってないでしょうか?
それらは全て思い込みに過ぎないんです。自分で体感して初めてわかるものなので、先ず体感をすることが大切なんです。
もう一つ質問として『スホクランドに行きたいですか?』と聞かれても『何それ?』となるだけでし、行きたいなんて思いません。
でも、『世界遺産のスホクランドに行きたいですか?』と聞かれればまた別でしょう。
世界遺産と知らなければ行こうと思わないし、いきなり知らない所に行くことはない。
モチベーションを高めるには、先ず知ることやってみること。そしてひっかかれば、ちょっと反復することを意識してみましょう。
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