不器用は恥だが役に立つ

リハビリテーションにおいては、不器用な人と言うのはとても強みになります。

各言う私自身もめちゃめちゃ不器用な人間だと思います。で、色んな所で失敗するから笑われたりして、恥ずかしい思いもたくさんしてきました。

一方で、何でもそつなくこなす奴っているじゃないですか?澄まし顔で仕事も人間関係も上手くやる人。
めちゃめちゃ羨ましいなぁって思いますよね。

不器用って損みたいに思うんですよね。

でもね、リハビリテーションと言う職業をしていると気づくことがあります。
不器用な人ほど、上手くいく。

器用にやれる人って、面白いことになんで上手くいくのか考えたこともなければ、説明も出来ないし、調べようともしない。
上手くいく方法を知らない人が多いんです。

でも、不器用な人はそう言うわけにはいかないですよね。必死に上手くいく方法を探したり、試したり、失敗したり、改善したり、その事を人に経験として伝えたりしますよね。
どうやったら上手くいくのか、日常レベルで考えているんですよね。まぁ悩んでるって言えますけどね。

実はリハビリテーションではどうやったら上手くいくだろうと考える力がある人の方が圧倒的に選択が早いんですよね。

逆に器用な人ほど戸惑ってしまう人が多い。

リハビリテーションを受ける方は、残念ながら身体の動きが完全に戻らない人がほとんどなんです。
そりゃ、治っていたら一人で解決していけばいいんですからね。

そうすると上手くいかなくなることの方が圧倒的に増えるんです。
そして、一概に言えませんが基本的には頑張る量と生活レベルは比例するもの。

器用な人ほど頑張りかたがわかんなくて、セラピストに依存して、結果上手くいかなくなる人が多い。
一方で、不器用な人ほどそもそも頑張りかたが染み着いているから、自己管理ができたりするんです。

上手くいくことからは多くは学べない。むしろ上手くいかなかったことの方が圧倒的に学ぶことが出来ます。

不器用なこと。強みにしていきませんか?

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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