変化するものと変化しないもの

2018年はおそらく変化の年になるでしょう。
医療・介護の同時改定、働き改革で復業の導入、仮想通貨の拡大。

変化と言う波は否応なしにやって来るもの。

別に変化を無視して、同じ事をし続けることも出来るし、信念を貫くことも出来る。
ただ、それでは時代の流れに乗り切れずおいてけぼりをくらう。
そう、それは家族が帰ろうと言っている中、嫌だと駄々を捏ねる子どもと同じようなもの。ただ、誰も相手にはしてくれない。

こういった波に乗るためには、がむしゃらにでも自分を変化させて行く必要がある。

ただ、それはまるっきり変わると言うことではない。
例えば、最近はリハビリテーションの『活動』『参加』が大切と言う言葉に踊らされて、全職種『活動』『参加』をしっかりやろうみたいなこともありますが、そうすると『心身機能』を診なくなったりしてしまうのです。

やっぱり理学療法士は『基本動作』。作業療法士は『応用動作』と元々定められたポジションがあるのに無視をしだすと、アイデンティティクライシスを起こしたりしてパニックに陥る。

復業開始と言い出して、本業を疎かにしたり。仮想通貨万歳みたいになって本来の資金運用を誤ればとんでもないことになってしまう。

大きな変化はやって来るが、その変化もよく見れば軸に沿っての運動であり、原理原則があるもの。

医療・介護の同時改定と言えど、リハビリテーションと言う本質は変わらない。
働き方改革と言えど、社会貢献の本質には変わらない。
仮想通貨と言えど、信用の本質には変わらない。

変化するもののなかにある変化しないものを見つけていくと言うのはこれから大切になる道標だろう。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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