無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)

僕がコーチングと作業療法をミックスさせてやりたいことはここなんだろうなと最近感じてます。

インターネットが普及し情報革新は確実に起きました。
SNSの発展で『個人メディア』が確立しつつあり、ダイバーシティ(多様性)を認めざるをえない時代になったと思います。

そうなるとリハビリテーションも治療による障害からの回復、機能の向上という概念(元々違いますが)から、人間の人生・社会そのものをより幸福なものに変化させること(リハビリテーションは元々全人間的復権)にちゃんとアプローチしないといけない。

だがしかし、未だにリハビリテーション業界でも無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)がある気がする。

・運動しなければいけない
・りはびりは継続しないといけない
・歩けるようにならないといけない
・もう、年だから何も出来ない
・これ以上良くならない

病院を退院し発症から半年経過の人とか、もうプラトーですね。維持で良いですよね。
やりたいことを言えば、歩けるようになってからですね。転ぶから止めておきましょうね。
りはびりも、続けないと歩けなくなりますよ。体弱っちゃいますよ。(もはや脅し・・) 

確かにその可能性はあるし、統計学的に見ても可能性が高いかもしれない。

でも、100%ではない。

そして、理学療法・作業療法がリハビリテーションの基盤みたいなこともない。

あくまで僕達のアクションは可能性の一つとして提供しないといけないとなとコーチングを勉強し始めて気づいたなぁ。


地域で生活をしている人を見ると本当に逞しく生きている人がたくさんいる。

その生活大丈夫ですか?ってめちゃめちゃ聴いてしまうこともある。

でも、その人にとってはそこが居場所であり死に場所なんだよなぁって。

臨床5年目ぐらいまではEBM(根拠のある治療)に拘って、そこから外れるものすべてを悪として見て、生意気にバッサバッサ断罪していたし、勝手に評価判断を主体でやっていた。

利用者さんの思いも一緒にね。

だから、コーチングを使って言いたいのはそこなんだと思う。
『それって偏見じゃない?』って。

リハビリテーションにはもっともっと可能性が存在し、目の前の人にも可能性を広げられる。

そんなことがやりたい。

久々に話が纏まらなかったなぁ(笑)

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