リハビリテーションで得たいのは疲労感?

ではないですよね(笑)

というのも、現場ではよく起こりがちなことをディスっていきます。

よくリハビリテーションを終えた後セラピストはどんな言葉かけをしますか?

『お疲れ様でした。』

そんな言葉かけをしているように思えます。


ちょっと待ってください。
疲れたいんですか?

リハビリテーションは自分の目的達成のためにやっているものであり、
疲れるためにやっているわけではないですよね?

実はこの言葉
苦行=美学ととらえている日本人に陥り勝ち。
疲れた=頑張ったと思い込んでいるのに過ぎないのです。

お疲れ様を使い続けると、頑張ったかどうかの比較が、どれだけ得られるものがあったのかの成果よりも、どれだけ疲れたのかの疲労感で比較するんです。

つまり・・・
昨日よりも今日、今日よりも明日どんどん疲労感を増していかなければいけない
まさしく苦行です!!

そんな苦行はあなたならどうでしょうか?
好きな人もいるかもしれませんが、僕は嫌です。


そして、他のサービス業ではなんて伝えいるでしょうか?

コンビニの出口で伝えられるのは『ありがとうございます』ですよね。

スポーツの試合の終わりにする挨拶も『ありがとうございます』ですよね。

そう、伝えたいのは感謝ですよね。
今日あなたに会えたこと、あなたと一緒にリハビリテーションができたこと、こうして無事に終えたこと、そして昨日よりも今日成長できていることに感謝なんです。

これは当たり前ではなく
有り、難いのです。

成長するための
難が、有るのです。

もし、お疲れ様を別の意図として使っているのならばいいと思います。

ただなんとなく使ってましたという方は
是非『ありがとうございます。』と感謝を伝えて頂ければと思います。

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