誉めないリハビリテーション

またまた訳のわからないことを言ってみます。

出来たら誉める。リハビリテーションでは関係性構築のために必須行為だとも言える行為を否定してみます。

【出口を意識する】

そう、そもそもリハビリテーションを何のためにやっているのかを見失ってはいけないのです。

決してリハビリテーションはセラピストのためにやっているわけではありませんよね?
自分自身のためにやっているんです。

誉められる必要はありますか?

皆さんは誉められるために、趣味や仕事をしているんですか?
そういう方もいるかもしれませんが(笑)

基本的に誉められるからリハビリテーションをやるという関係性は良くないと思います。

誉められなければやらないんですからね。

自分の友達が誉められないから約束をすっぽかす。自分の部下・後輩が誉められないから仕事をやらない。となったら困りますよね。

そう、誉めるという行為もまた、アドラー心理学では勇気挫きになってしまうんです。
誉めてくれる人に依存し、誉めてくれる存在がなくなるととたんにやらなくなる。

在宅に帰ったら急に身の回りのことをやらなくなる原因の一つです。
家では誰も誉めてくれませんからね。

とはいえ、僕も誉めることを全くやらないかといったらそうではありません。
でも、それは『関係性をつくるため』に意図的に一時的に誉めるのであり、関係性が保たれれば誉めるのをやめます。
そして勇気づけるのです。

最初は『関係性』のために、そして『自立』のためにと出口を意識して誉めると勇気づけは分けて使わなければいけないのです。

誉めるという行為は実は諸刃の剣なんです。
使い続けると後でしっぺ返しを食らうかもしれませんよ。

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