アドラー心理学とリハビリテーション

常々思いますがアドラー心理学とリハビリテーションって物凄く相性がいいなと思います。

それはなぜか?

どちらも『自立を支援するためのもの』だからです。

どちらも『人が幸せになること』を目的としているからです。

とりわけ、アドラー心理学は精神的自立、リハビリテーションは身体的自立に偏っているので、ミックス出来ると相乗効果が期待できるんですよね。

よくリハビリテーションの現場で起こるのはしているADLと出来るのADLの解離でしょうか?

よくよく陥りがちなのが、人は『出来るようになったらやる』という思い込みですね。
食事動作が安定したら現場でもやり始めるだろうとか
排泄動作ができたら、病棟で自分からやれるところを始めるだろうみたいな。

いやいやいや
やらんでしょ、普通に。

では、もしあなたが超一流のシェフから料理を習ったら毎日フルコースつくりますか?
もしあなたが超一流のクリーニング技術を学んだら毎日自分の服をクリーニングしますか?

やらないでしょ。

そこで大切になるのが精神的自立。
やりたいとか、やらなきゃって思わせられるか?
そしてそれをつくるのが、コミュニケーション‼
そこに勇気付けの心理学であるアドラー心理学を取り入れて、精神的自立を育てるのです。

セラピストは技術屋ではいけないのですよね。

俗に呼ばれるコーチングとか、モチベーションアップの起源とも言われるアドラー心理学。

このアドラー心理学についての勉強会を近々開こうと思います。

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