やりたいことを聴いているか?

最近ブログもサボりがちになってますね。
お恥ずかしいかぎりです。

というのも、新年度を迎えてからリアルでの発信が増えてきたためその準備でバタバタしていたからです。嬉しい悲鳴というやつですね。

さて本題に入りますが、先ず皆さんが患者さんや利用者さんに『本当にやりたいこと』をどれだけ聴けているでしょうか?

大切なのはやりたいこと≠困っていること
大切なのはやりたいこと≠皆と同じこと
ではないということです。

しかも、初対面で聴けるものでもないし、途中でころっと変わってしまうんです。

というのも、先日こんなことがありました。

とあるご利用者さんと、初回面談させていただいたときに
ド直球で『やりたいことは何ですか?』と問いかけたところ『別になにもありません』と沢尻エリカ風にフラれたんですよね。

その後も各質問やらコミュニケーションをとって、やりたいことを引き出したつもりでしたが、いざ実践すると楽しそうではない・・

そこで、関わり方をあーだこーだと今も試行錯誤しています。

まぁ大体初めましての方に聴いたところで、やりたいことなんて喋ってくれるわけないのです。

あなたもお店に入ったら、急に店員さんに『あなたの夢は何ですか?』と聴かれて答えますか?
見ず知らずの人間に?

そもそも『やりたいこと』っていうのは、価値観そのもので、自分自身と投影させているんですよね。

だから、否定されることが凄く怖いんです。
剥き出しの自分さらけ出して、ノーガードでカウンターって怖いですよね。

それを引き出すのって凄く難しいです。

大体当たり障りのないことしか喋ってくれないんです。

たとえ、話してくれたとしてもかなり何重にもオブラートに包んだ状態で返ってきます。

そう、そもそも本当に大切にしたいことなんて気軽に話してくれない。

これがある種の事実ではないかと思います。

そのことに気づいたら、何度でも何度でもアタックするしかないと!
101回目のプロポーズでOKがもらえたように
101回聴いちゃいましょう!

そして何度も何度もやり取りをしていると、ぽろっと出てくるもんなんですよね。

そいつを拾いだすことが本当に聴くってことだと思います。

もちろん聞き方や信頼関係の作り方とかで細かいスキルもありますが、それはやっているうちに身に付くもの。

先ずはとにかく聴くことをしましょう。

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