作業療法士は作業をしてもらう

久しぶりの更新です。

新年度に入り、心機一転の皆さんは今年度どんなことがしたいでしょうか?
どんなことが出来たら嬉しいでしょうか?

そして、それをやる覚悟はありますか?

そう、最近思うのは自分自身もそうなんですがやりたいことをやる覚悟の低さを感じます。

毎日毎日、やらなければいけないことに振り回されていませんか?

日本人って本当に真面目な方や頭の良い方々が多くて、やりたいことは、やるべきことをやってからと思う人が多い感じがします。
後はやれそうにないことは、最初からやらないし口にもしないという人。

それは高齢者・障がい者の人も。

やりたいことは、病気や障がいが治ってから、それまでは辛い訓練をやりきらなければいけない。
というような方や療法士もいますよね。

でも、それって本当ですか?
やりたいことから始めることの何がよくないのでしょうか?
病気や障がいが治ったら自動的にやりたいことが出来るのでしょうか?

答えはノー。

そもそも、手足が自由なら何でも出来る訳でもないから。
僕自身も手足は自由ですが、料理はできません、楽器を弾いたり、スポーツもできません。

そして、筋トレしまくって筋肉ムキムキになったとしても、プロのスポーツ選手にはなれないでしょう。

確かに手足が動きやすいことで、出来ることが増える可能性はあります。でも、だからといって自然とやりたいことが出来るようになる訳ではないのです。

やりたいことをやるためには、そのための準備や技術を身に付けなければいけないのです。

それをするのが作業療法。

作業療法士はその人のやりたいことを通して、手足の機能をあげたり、作業そのものを効率的に行う技術を身につけてもらうのです。

手足が動けば、障がいが治ればやりたいこともやれるだろうもというのは、無責任なのです。

作業療法士は作業をしてもらうとこを、常に促していかなければいけないのです

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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