作業療法士とは

作業療法士とは、人々が『したいこと』を通して、『したい』を実現する医療専門職のこと。


法律的な定義や、活動場所によって、作業療法士が求められることに違いがあれど最終的には『したい』を実現するというのがしっくりきます。


手や上肢が使えるようになる。応用的な生活動作が出来るようになる。認知機能にアプローチできる。あくまでもそれはステップであり、ゴールではない。


『したいこと』を実現し『自分らしさ』が実現できることを大切にしたい。


病気や障害を持つと一時的に『できない』ことが増え、しかも周りに迷惑をかけていると思い込んでいる人は無意識に

「私なんかが○○したいって言っちゃいけない。」「私にはもう無理だ諦めるしかない」なんて思う人も少なくありません。

そんな人たちを勇気づけ、最後まで一緒に『したいこと』を探して達成していくのが作業療法士である僕たちの存在意義なんです。


だけど、近年は「運動や機器類」を使う作業療法士も増えた気がします。

そして、『やらなければいけないこと』『やりたくないこと』を強要する作業療法士も。

むしろ僕もこちら側でした。


でも皆さんどうでしょうか?

病気や怪我や障害があっても。どんな状態でも『やりたいと思ったことをサポートしてくれる』人が近くにいたら。そんな人が病院にいたら。

とっても心強くないですか?


それが作業療法士の役割になっていってほしいなって思います。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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