皆さんこんにちは。最近色んな発信ツールに浮気な毎日です。
個人的にあまり長文を書くのは得意ではなさそうというのが最近の実感ですね。とは言え頻度を落としながらも、ブログの更新はしていきますよ。
今回のお題は【前提】についてです。
最近よく聞かれるのは療法士の養成校乱立により『学生の質が落ちている』という噂をよく聞きます。
そして、身近なところでも昔より学生の質が悪い、根性がない、礼儀を知らないetc...のお話を伺ったりします。
「去年のほうが良かったなぁ。」「数年前までは優秀だったのに・・・。」こんな言葉も。
果たしてそうでしょうか?実は思うに学生の頃の私よりも、はるかに出来ている子なんですが、昔よりも悪いなんて言われている気もするのです。
確かに、養成校が乱立したことにより、多様な学生が入ってくるのは間違いないでしょう。しかしそんなに質が落ちるものでしょうか?
曲がりなりにも試験は突破しているわけですよ。教員とのコミュニケーションをとることぐらいはできるんですよ。
じゃぁなぜ、そんなに『質が落ちた』なんていうのでしょうか?
それはこちら側に原因があるのです
『質が落ちた』という前提が頭の中にあるということ。
これが頭の中にあると、学生の悪いところにアンテナが立ってしまう。
いいところもあるのに、それはなぜかできて当たり前と思ってしまう。
そして悪いところを見つけては、『ほら質が落ちてる』と自分を納得させてしまうのです。
前情報は大事でしょう。リスクヘッジも大事でしょう。
確かに変わった子は変わった子でしょう。
とは言え、いいところは必ずある。それを見つけて伸ばし、周知するのも、指導者の役割だと思います。
『悪い』前提から『いいところも必ずある』前提で見てみてはいかがでしょうか?
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