【自己投資をすること】

【自己投資をすること】


人は何をもって優劣をみなすのでしょうか?年齢でしょうか?経験でしょうか?


自分より年上は皆偉く、年下は皆見下してよいのでしょうか?


二度とその差は縮まらないのでしょうか?


臨床実習だけでなく、医療・介護業界ではこの年功序列制が度々見られている気がします。

勿論基本的にこの序列は変わることは少ないです。


何故なら『経験・学習する時間や機会が多いから』です。


かの福沢諭吉も学問のすゝめにおいて、『われらは、同じ人であるのに、仕事や身分に違いが出るのはどうしてだろうか。同じであるのに違うのならば、違う部分があるのであり、その違う部分というものこそが、学ぶと学ばないとにあるのである。人の違いは、生まれつきにあるのでなくて、学問に励んだのか、学問に励まなかったのかにあるのだ。』

と言っています。


それは早く生まれたり就職したほうが、その道の学習時間が増えるので勝てません。


しかし、仕事以外の時間はそうではありません。


先輩が飲み歩く、遊んでいる間に『学ぶ』ことでその差は縮められるし、追い越すことは十分可能です。

指導者が寝ている間に、学んで追い越すことは十分可能です。

学生の間に半端ない予備知識をつけて実習で指導者を圧倒する。十分可能です。


そして、多くの療法士は基本的にセミナーや研修に参加してそれを磨いている。

ならば学生のうちからそこに参加してみるのが手っ取り早いです。


その時点で研修に参加していない療法士よりもアドバンテージが十分得られるでしょう。


お金がないのならば

今やWebやSNS上でも研修資料が転がっている時代です。

それを拾って教員に解説してもらう。手技も実践してもらう。


手間や時間がかかるかもしれませんが、これも一つの方法でしょう。


現場の療法士が学んでいることを学べば基本的に対等に渡り合えるのです。


そして臨床実習に行ったら、指導者が行っている勉強会の内容を吸収していきましょう。

「どんな勉強会に出ているんですか?」「その内容を教えてください」

これだけで十分です。


これを濁す指導者なら、紛い物の療法士です。自己流でやっている戯言には耳を貸さなくていいでしょう。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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