【終わりから描く】
皆さんは目標を描くとき足し算の人生でしょうか?引き算の人生でしょうか?
足し算の人生とはすなわち、今あるものを積み上げていき、目標にたどり着くこと。
目の前のことに全力を注ぎこみ、目標を達成するタイプ。
引き算の人生とはつまり、逆算。ゴールをイメージしそこから必要なもの不必要なものを取捨選択し、最短ルートを突っ走り目標を達成するタイプ。
皆さんどちらが効果的だと思いますか?
そう、後者の引き算の人生のほうが圧倒的に早いのです。
しかし皆さんはどうでしょうか?
多くの方が前者だとおもいます。何故なら私もそうだからです。ほとんどの人が逆算よりも目の前のことにつられて動いていることのほうが多いのではないでしょうか?
この考え方を治療や臨床実習の場でも使っていませんか?
とりあえず、やたらめったら評価する。そこから問題点を抽出する。
機能訓練から始めて、よくなればADL訓練に、外出訓練に・・・
とりあえず在宅復帰できるようにしてから、時間があればクライエントの希望を聞いて・・・
その考え方でどれだけのクライエントの人生希望まで到達できましたか?
間に合わずにほかの施設に送ったりしていませんか?
学生の目標も可動域の改善、筋力向上、歩行能力向上で立ち止まってはいませんか?
【選択とはあみだくじのよう】
皆さんならこのあみだくじ効率よく▽にたどりつくならA~Eどれを選びますか?
おそらくBを選択していると思います。そしてそれはまずゴールからたどったのではないのでしょうか?それが逆算です。
足し算の人生はA~Eをしらみつぶしにやっていくようなもの。時間と労力がかかりすぎるのです。
加えてゴールがどこにあるのか?そもそも存在するのかどうかすらわからない状態で無数の選択肢から選択しているのです。
それでも全力で走り続けられる人は成功できます。成功するまでやり続ければいいんですから。
しかし多くの方が挫折するのです。あきらめたり、時間が足りなかったり。
時間は有限なのです。限られた時の中で成功したいなら、逆算。終わりからイメージしてみてはいかがですか?
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