実習生であってもラポールを作ることから

ラポールとは、主として2人の人の間にある相互信頼の関係。すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

皆さんは実習生相手にラポール形成を考えたことはあるでしょうか?


僕たちは患者さん・利用者さんにはこのラポール形成を最重要視していると思います。何故なら、ラポール形成ができていないと自分たちの治療が全く出来ない・させてもらえないからです。


では実習生についてはどうでしょうか?

初めは相手が気を使ってくれて、言うことは聞いてくれます。しかしラポール形成を怠れば、あなたがどんなに学生のための情報を提供しても、学生側からしたらただの愚痴のように思ってしまい、情報をシャットアウトしてしまう。

こうなると自分が思っている実習ができないし、学生が思っている実習もできないでしょう。


僕たちはいかなる立場においても、他人をコントロールすることはできません。怒ったり、脅したりすることで見た目動くことはありますが、それは仮初。行動の裏側で感情が爆発している。ラポールがある間は良いが、徐々に効力は失っていくのです。


何事も物事をうまく成し遂げたいのなら、まずはその人との人間関係を気付き上げなければいけない。共同作業をしなければいけないときは「私たちの課題」であって「私の課題」ではないのだから。

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