第6の習慣「シナジーを創り出す」

【第6の習慣「シナジーを創り出す」】


ここまで学んできた習慣を総動員し、最高のシナジーを創り出すことが第6の習慣です。

シナジーとは、簡単に言うと「全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなる」ということです。1+1が3にもそれ以上にもなることで、奇跡としか言いようのない結果に到達できると著者は言います。


第1に主体的になり、第2にゴール・ビジョンを決め、第3に最優先事項を常に遂行し、第4に相手にも自分にも利益のあるような方法を提案実行し、第5に相手を理解することに徹し、理解されるよう徹する。


自分で自分の実習をこうしたいとビジョンを決める。それを指導者や環境のせいにせず自らの責任で実行する。緊急性と重要性の観点から、重要度が高いものを確実に実践をしていく。そして常に自分のビジョンや行動一つ一つが、自分はもちろん患者さんや指導者にも利益があることかどうかを吟味し、提案しては相手の意見や思いの理解に徹し、自分の意見を貫き通さず、交渉を続ける。


この態度を徹することができれば、自ずとシナジーは作り出せます。


もうすでにあなたの周りには、『仲間』の存在で溢れているはずだからです。

もうあなたは実習生ではない、『仲間』になっているはずです。


そうすればあなたを助けてくれる存在はたくさんいますし、あなたの能力を飛躍させる存在、反対にあなたが協力できる存在もいるはずです。


協力関係ができたとき、1+1=3にも4にもなりえるのです。


第6の習慣はこの事に気付くことです。


そして気付いたのならばさらにどうすればよくなるかを考え、実践するだけなのです。


『他者とのコミュニケーションが相乗効果的に展開すると、頭と心が開放されて新しい可能性や選択肢を受け入れ、自分のほうからも新しい自由な発想が出てくるようになる』

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

作業療法×心理学×マネジメントで人生と地域を心たのしくするマネジメントをします。

0コメント

  • 1000 / 1000