第3の習慣「最優先事項を優先する」

【第3の習慣「最優先事項を優先する」】

「最優先事項を優先」できるようになるためには、主体的に動くことができ、終わりから思い描くことで得た明確な方向感覚と価値観が必要となります。つまり第1・第2の習慣の獲得が必要です。


最優先事項とは「緊急ではないが重要な活動」のこと。成功するためには絶対やったほうがいいと分かっているのに、後回しにして時間がなくてできませんでしたとなるやつです。

実習ではどうでしょうか?


まず「緊急かつ重要な活動」はおそらくケースレポートでしょう。毎日のケースを記入して、経過を追いながら翌日のプログラム立案をする。症例報告にも直結し、実習の要とも呼べる作業です。


今度は「緊急かつ重要ではない活動」これは雑務全般でしょう。その場その場でいろいろとお手伝いを依頼されるのも実習です。朝の準備から終わりの片づけや物品運搬などなど。その場の解決を求められますが、ぶっちゃけて言うとあまり重要ではありません。

指導者じゃない人から見ればただの便利屋さんなのです。


今度は「緊急ではないが重要でもない活動」無駄な時間です。何したらいいか迷っていたり、緊張して声をかけられず立っていたり、何もしていなかったり。考え事をしている風の時だったり。一番省かなければいけない時間であり、寧ろやってはいけないことにあがります。


そして「緊急ではないが重要な活動」まさしく勉強です。実習中だからこそ勉強をしなければいけません。時間を言い訳にせずに。論文を読む、教科書を読む。ひたすらトランスファーの練習をする、可動域訓練をさせてもらう。学びと実践をしまくる。そしてまとめる。

緊急性が乏しい分、さらには課題が増える分しんどいです。出来るだけ避けたいと思う領域です。

だからこそ、価値があるんです。だからこそやる気が伝わるんです。


わざわざ課題をもらいに来る学生をやる気がないなんて見ようがありません。今やらんでもいいことをあえてやる学生の意欲が低いなんて見ようがありません。


大事なのは「緊急ではないが重要な活動」。重要ではない活動、特にやってはいけない活動を減らして時間を作る。


そして何よりこの習慣を身に付けたのならば、入職しても即戦力として認められるでしょう。人一倍頑張っているのだから。


『私たちは、緊急の用事には受動的に反応する。だが、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性が要る。機会をとらえたり、物事を実現させたりするには、能動的に動くことが必要なのだ。』


緊急な活動とは相手が優先し動かされている状態。指示待ち族に過ぎない。

何事もなす人間は自らが主体となって動けるのひとなんです。


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