学生・後輩を指導するのに価値観を押し付けてはいけない

みなさんこんにちは。少しずつ書き物を書く時間が取れて、充実しています。やりたいことをやるためのタイムマネジメント大切ですね。

今日も学生・後輩指導で必要だと思うことを書いていきます。


【量産型を作っていないか?】

皆さんには理想の療法士像ってあるでしょうか?こんな人になりたい、こんな人間になるべきだ。真面目な療法士は誰かをモデルにして、頑張っている人もいるでしょう。


あなたはそれを人に押し付けてしまうことはありませんか?特に学生・後輩といったあなたよりも下の立場の人に。よく言われるのは『僕が1年目の頃は~』とか『僕の実習では~』というようなことでしょうか?


まさしくあなたの価値観に基づいた、あなたの理想の設計図の量産型療法士育成指導をやってはいないでしょうか?


そもそもあなたの理想の療法士像は完璧なんでしょうか?それに向かっているあなたも完璧なんでしょうか?

そうでなくても、あなたの考え方のほうが優秀なんて誰が決めたんでしょうか?


【人も様々・理想も様々】

学生も後輩も人生様々に生きているはずです。持っている魅力も様々、バックグラウンドも様々。成長度合いだって様々。未来の進み方もあなたとはまったくの別の道を歩んで良い存在。


あなたが良いと思っていることが、全員にとっても良いとは限らない。先を歩いているあなたのほうが、より多くの情報は持っているのは確かでしょう。しかしその情報がすべて正しいわけでもないし、誰にでも有効というわけでもない。


それを無視して、言うことを聞かない、やる気がない、積極性が足りない。

いったい誰と比べて言っているのでしょうか?


【昨日の自分さえ超えればそれでいい】

〇回生ならこれくらい、〇年目ならこれくらい。これはあくまであなたの勝手な思い込み。

『大器をつくるには、いそぐべからずこと。』『大器晩成』

人を育てるということは、とても時間がかかることだし、大変なこと。


『昨日の自分を毎日超えろ』てんつくマンさんの言葉です。


人の成長ってここに原点があると思います。

誰かと比べてどうではない。理想という幻と比べてこうではない。


いつだって越えなければいけないのは過去の自分。それを学生・後輩に伝えてみませんか?

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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