皆さんこんにちは。先日は世界のカキザワこと柿澤健太郎先生に
『世界を旅する治療家・世界の柿澤健太郎~「挑戦」と「行動」』というテーマでお話ししてもらいました。
【何のために生きているのか】
世界一周しながら500人治療をしてきた柿澤さん。なぜ世界一周をしようと思ったのか?
それは『幸せになりたいから』だとのことです。
皆さん当たり前に思う『幸せ』。非常に便利な言葉ですが非常にあいまいな表現。皆さんはこの『幸せ』について明確になっているでしょうか?
幸せは物や形にするのは難しい。何故なら『幸福感』という感情だから。花をもらってうれしい人とそうでない人がいるのと一緒で、感情の得方は人によって全然違うからです。
幸福を自分の中で定義するということは【人生をどのように生きたいか】【なんのために生きているのか】を定義する必要があります。
柿澤さんは幸せになるため、やりたいことを100個リストアップして、それを片っ端からつぶしているそうです。そのうちのが世界一周だったからやったそうです。
【人生の目的を設定する】
僕もそうですが、多くの療法士が『どんな療法士になりたいか?』を考えることはあっても『どんな人生にしたいか?』を考えることは少ないのではないでしょうか?
療法士としての生き方なんて人生の選択肢のうちの一つ。療法士以外の生き方だってできるはずなんです。でも、療法士ってまじめな方が多いので、療法士ベースで人生を組み立ててしまう。そこには、"国家資格”"高い学費”"安定した職場”なんて悪魔のささやきももちろんあるのですが・・・
人生の目的を決めるのであれば、まず0ベースにすること。自分にあるしがらみもメリットもすべて捨ててみるイメージを持つ。
国家資格もなく、借金もなく、職場の責任もなく、家族の心配もなく。自分にあるものをすべて捨て去って、「本当は何がしたい?」。
あなたには無限の可能性がある。お金の心配もなく、どんな言葉も話せて、みんなが協力してくれて、できないことは何もない「そんな状態ならどうする?」。
そしてどんなこともできるあなたは「どんな人間になりたい?」。
療法士としてのあなたではなく、あなた自身のあなたと向き合う。自分に正直になる。自分の欲を開放する。そして行動すること。
やはり偉業を成し遂げた人は必ず自身の【あり方】がはっきりしていました。
もちろん世界を生で見てきた現状や世界風景、企業とのやり取りや治療風景といったお話も伺いましたし、それらも自分の価値観をぶち壊すようなお話でした。
世界には僕たちが知らないようなことがまだまだたくさんある。日本の常識≠世界の常識ではない。でかい挑戦すれば度胸はついてくる。そんなメッセージもいただきました。
僕たちだって療法士である前に一人の人間である。人生を満喫してもいい。柿澤さんの行動や挑戦はそんな人としてどう生きたいのかを教えてくれた講演でした。
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