リハビリテーションとは居場所を手に入れること

リハビリテーションの最終地点ってどこなのかな?と考えたとき現時点で僕はこう思ってます。

リハビリテーションでは最近は活動・参加が大切だ!!社会貢献だ!!自立だ!!と叫んでいますが、この行動レベルで物事を考えると落とし穴があるなって思います。

それは超重度障害の方、意識レベルで低い人や認知症の人。医学ではどうしようもない人。
実は、こういう人たちって蔑ろにされている気がします。

世の中の研究でもこういう人たちって研究対象から外されているんですよね。

FIMやMMSEで最初から悪い人はリハビリテーションで成果を出せなくてもいいというような考えもあったりします。

そうなったとき、もう行動では示すことができない。ならば居場所をつくるしかないのかなって。

その人のコミュニティの中で、存在してもいい居場所をつくること。
安心・安全な居場所をつくること。

僕たちが産まれたとき、僕たちは泣いていて周りは笑っていた。
じゃあ比較死ぬときは、その人が笑っていて周りが泣いている環境だったら。

すべての悩みは対人関係である。
僕たちはコミュニティの中で、居場所を求めている。

だから、最終的には居場所をつくること、手に入れることがゴールなのかなって思います。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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