先日の自分らしく生きる講演会での気付きの続きです。
ALS、乳がんという難病にかかったお二人から『恐怖』についてお話がありました。
それは
『死ぬことの恐怖』
『できることが失われる恐怖』
『人の役に立てなくなる恐怖』
僕たちは、当たり前のように仕事をしています。家事をしています。
時には、それがめんどくさいなんて言いながら。
そして、当たり前のように朝起き、呼吸をし、食事をし、寝ています。
それが急に奪われるとしたらどうでしょうか?
目の前にいる患者さんや利用者さんもきっと同じような恐怖に
さらされているんだとおもいます。
でも、それってなかなか言葉にできないんです。
何故なら『恐怖』って感情だから。
感情の特性に
『言葉にできない』
『目にも見えない』
『形にすることができない』
って特性があります。
本来言えないのです。
ただただ不安で恐怖でいっぱいなんです。
この二人は何度も何度も自分とコミュニケーションをとって
言葉にしてくださいました。
当事者の言葉を聴くこと。
それは、僕たちが支援する指針につながると思います。
3つの恐怖について僕たちができることを考えてみましょう。
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