実習生にコーチとして関わってみて

今週とある大学から作業療法士の見学実習にバイザーとして関わっていました。

今回はコーチングを重要視した関わりをしてみたので、感想をシェアしたいと思います。

【モチベーションはある】
今回の学生、実は先方の大学からは不安に思われている子でした。(後日聴かされたのですが)

確かに、よくあるおとなしい子で一般的に積極性がないと言われる子でした。

度々質問ある?と聴いても『いや・・大丈夫です。』と返ってくるので、本当に大丈夫なのか心配でしたし、過去の僕なら「おいおい、やる気ないのか?」と判断しかねない状況でした。

そこで、先ずは学生の意見からしっかり聴くことにしました。

で、徹底的に傾聴していると
『何から聞いたら良いのかわからないんです。』
答えが出てくるんです。

そして『なんとかすぐに答えられるようになりたいんです。』
自分から言い出すんです。

これって、多分僕から
「もっと質問しなきゃダメだよ!」とか
「もっと疑問に思うところあるでしょ!」って言ったら
あぁやっぱりそうなんだぁと凹んでしまうんじゃないかと思います。

結論を言うと
自分の課題は自分がよくわかっていて
あえて、相手の課題に土足で踏み込む必要はないのです。

そして、積極性≠モチベーションなのです。
モチベーションは必ず持っているのです。

先ずは目の前の人を信頼することから初めてみませんか?

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