皆さんこんばんは。先日炎の講演家鴨頭嘉人さんの動画を拝見していました。今月13日に実際の講演会に行くのですが、動画だけでも感動でしたね。
今日はそんな鴨頭さんがお伝えしている価値あるサービスについて書きたいと思います。
【価値が高いものとは】
価値が高いものとは何なのか?それはもちろん不足しているものです。希少であればあるほど価値は高くなります。ここでいう希少とは、希(のぞみ)があるのに少ないということです。
そして消費は、この不足しているものに動くといわれています。
では日本で不足しているものは何でしょうか?今や経済大国となった日本。他国よりも、お金も、物も、食べ物もそろっています。知識や技術だって他の発展途上国に比べればずっと進んでいます。
もう、人はモノやお金や食べ物に消費は動かされなくなっています。
例えば、『今のよりもっと高性能な冷蔵庫が販売されました。』と言われても、別に欲しくはならないでしょう。もう十分衣生活に困らない程度の冷蔵庫を持っているからです。
そんな日本に不足しているものは何なのか?
それは
①人々の元気
②暖かい物語
③つながり
この3つと言われています。
【人々の元気】
皆さんの周りを見て、元気な大人ってどのくらい思い当りますか?ましてや人々を元気にしている大人ってどのくらいいますか?
圧倒的に元気な人が少ない。毎日仕事に追われ・時間に追われ疲れている人が多い。不安や不満、愚痴が多くないでしょうか?
本来人は身体の疲れは感じない生き物と言われます。もし疲れても短い睡眠で超回復できる体に適応できる生き物です。でも毎日疲れている、疲れが取れないのは心が疲れているからなんです。
【暖かい物語】
今FAXを飛ぶように打っている会社をご存知でしょうか?ジャパネットたかたさんです。なぜ売れるのでしょうか?
それは高性能のFAXを売っているのではなく『暖かい物語』を売っているからです。ジャパネットたかたさんではこう言います。『このFAXがあればあのかわいいお孫さんの写真が毎日くっきりとみることができます』と。そう、FAXの機能ではなく、FAXがあれば、毎日お孫さんの写真が見れるという生活が豊かになる物語を売っているのです。
【人とのつながり】
3.11東日本大震災の後、人々が最もよく使った言葉は『絆』です。人は一人で生きてくことはできない。しかし、核家族化や近所付き合いの減少に伴い、人と人との絆がつながりが感じられなくなってきています。
一方で猛烈に発達してきたのはSNSです。いつでも、どこでも人とつながりを感じることができるサービス。スマホを開けば愛する家族や子供の写真や、動向がわかるサービス。Facebookユーザー数は国内で2,400万人。Twitterユーザー数は国内で3,500万人。LINEユーザー数は国内で5,800万人もいます。
人が求めているものはどんなに高いものでも、消費は動きます。そしてこれらの3つのものは一人一人のサービス力でお客様に十分に与えられるものでもあると思います。
サービスの内容や戦略も大切でしょうが、人材を育成するだけでもお客様には十分喜んでもらえると思います。
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