客観的世界の幻想

新年度も4ヶ月も経とうとし、新入職員とベテラン職員との軋轢もちょこちょこと現れて来たのかこんな言葉を聴きます。

『常識的に考えて・・・』『フツーは・・・』

良く言う『客観的』と言うヤツですね。

作業療法の世界でも『主観』『客観』の世界は大切にしています。

そして、常識とか普通と言うのはとても都合が良くて、正当化しやすい便利な言葉だなぁと作業療法を勉強していると感じます。

だってそんなもの存在しないから(笑)

常識が存在するのなら、常識を知らない人は存在しない。と言うか地域や場所毎に常識は変化しえないもの。絶対普遍のもの。
常識を知らない人が存在した時点でそれは常識ではなくなってしまうのです。

しかも、誰もが常に知っているのだから教えてもらうことなく成長進化の過程で自動的に身につけるものとなる。
もう心臓の動かし方たとか、呼吸の仕方レベルのお話です。

じゃあなぜそのような言い回しが出るのか?

多数決です。

あなたの周りにそういう人がたまたま多かったり、意見が多かったりするだけ。

主観の集まり。

僕達の常識なんてものはただの多数決でしかない。
客観的なんて幻なんです。


そんな枠組みで自分や他人を推し量るのはもったいないんです。


常識的に考えて、つまらないなら

非常識でも楽しんだ方が良い。

面白いと思ったことにチャレンジしてみた方が有意義。


そんな考え方で自由に生きてみませんか?


そんな面白い企画が10月22日東京で行われます。


知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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