作業療法士がコーチングを学ぶと良いこと

一言で言うと『作業』が見つけやすくなります。

作業ってその人が『今やりたいこと』なんですよね。
もちろんそれが過去大切にしてきたものと一致していて情報収集で上手くいくこともあるとは思いますが。

作業に繋げるためのコミュニケーションスキルが必要なんです。

で、多くの場合患者さんは『やりたいことはない』って言いますね。
なぜならその前にやらなきゃならない課題がてんこ盛りにあってその事で頭がいっぱいなんですよね。

そして、多くの人がやらなきゃならないことをやってからやりたいことに目を向けるんです。

コーチングは『相手の想いを形にする』スキル。まさしく『やりたいことを実現する』スキル。

そこには視野を広げる方法や、視点を変える方法。さらに自分らしくアクションを引き出す方法なんかもあります。

もちろん作業が奪われている原因を探って解消してもいいんですが、実はその時の感情って沈んでしまったり、他人のせいにしちゃうこともある。

それよりも未来こんな風になりたい、だから今こんなことが出来ると良いよねって考えられた方がきっと楽しい。

しかも作業療法士なら、さらに作業のクオリティもあげられちゃう。

コーチングをしっかり学ぶと、本当にやりたいことが聴けるようになってそれを実現しやすくなります。

例えば脊椎損傷の上下肢麻痺の人に「あなたがやりたいこと何ですか?」って聞けますか?

ALSの人に明るい未来の話が出来ますか?

作業療法士として機能が良くならない人にはそんなことを聴くのは残酷と思う人もいると思います。
僕も恐かったです。

でも、コーチングの在り方がわかれば少しずつですが聴けるようになります。

作業の持つパワーはとてもパワフルなんだけど、実はその入り口で躓いてしまうことが多い。しかもだいたいがコミュニケーションの段階で。

そういった人はコミュニケーションから見直して見るとよりパワフルになれると思います。

知多半島No1.Occupational Mentalist! 知多半島を作業でマネジメントするブログ

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