一言でいうと『人生の在り方』を身に付けるためです。
特に医療従事者はアドラー心理学は学んだ方が良いと思います。
なぜなら、医療・福祉業界で重要視されるマズローもまた、アドラー派だからです。
また、作業療法士の方ならロジャースもアドラー派と言われています。
そう、実はアドラー心理学については知らなくても、凄く影響を受けている業界なんです。
そしてリハビリテーションという概念が医療・福祉業界に導入され、もはや単に病気や怪我を克服するだけの役割ではなくなった。
つまりは原因を突き止め可能な限り取り除いたら関係はおしまい。ということはなくなっているのです。
これはまさに、アドラーの『目的論』なんです。
今まではユングやフロイトの『原因論』アプローチでよかった。怪我や病気を治す役割だけだったから。
もう、これからは人生を再び主体的に生きる人を育てる場としての役割もある。
そのためには『勇気づける』必要があります。
だからアドラー心理学について学んでも良いと思います。
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